季節の変わり目に多い“ぎっくり腰”の原因と予防・当院での対応
はじめに
季節の変わり目、特に朝晩の気温差が大きくなる時期になると「急に腰が痛くなって動けなくなった」という患者さんが増えてきます。いわゆる**「ぎっくり腰」**です。突然の強い痛みは「魔女の一撃」とも呼ばれ、日常生活に大きな支障を与えるだけでなく、再発を繰り返す方も少なくありません。
この記事では、ぎっくり腰が起こる原因や症状、そして当院で行っている治療や予防法について、医学的な視点も交えて詳しく解説します。
ぎっくり腰とは?
ぎっくり腰は医学的には急性腰痛症と呼ばれ、腰部に急激な痛みが生じる状態を指します。
原因は一つではなく、以下のような要因が複雑に絡み合って発症します。
- 腰や骨盤まわりの筋肉・靭帯の損傷
- 椎間関節(背骨の関節)の捻挫
- 椎間板への急な負荷
- 筋肉疲労や血流不全による炎症反応
特に季節の変わり目は、冷えによる筋肉の硬直や自律神経の乱れが重なり、発症リスクが高まる傾向があります。
ぎっくり腰の症状
主な特徴は以下の通りです。
- 腰に突然の鋭い痛み
- 前屈や寝返り、起き上がり動作が困難
- 強い場合には歩行も制限される
- 動かさなくてもじんじんとした痛みを感じることもある
多くは数日から1週間程度で痛みが軽減しますが、適切な施術を受けないと慢性腰痛化や再発につながることもあります。
当院でのアプローチ
1. エコー検査による評価
当院では**エコー(超音波画像診断装置)**を活用し、筋肉や靭帯の損傷状態を確認します。レントゲンでは映らない軟部組織の状態を「見える化」することで、原因を正確に特定し、施術方針を決定します。
2. ニューボックスⅡによる痛みの軽減
ぎっくり腰の強い痛みに対して、当院では**ニューボックスⅡ**を活用します。
- 腰部だけでなく、離れた部位から神経や筋肉の反応を調整することで痛みを和らげます。
- 直接患部にアプローチできるため、急性期の強い痛みにも適しています。
- 細胞修復を促進し、自然治癒力を高める効果も期待できます。
3. 手技療法・遠隔アプローチ
当院では機器だけに頼らず、手技療法も重視しています。
- 腰部そのものに強い刺激を加えるのではなく、股関節や腹部といった腰に関与する部位からアプローチすることで、全体のバランスを整えます。
- 腰だけを揉むよりも、関連する筋膜や関節の連動性を改善する方が、痛みの軽減と再発防止に効果的です。
- 内臓や骨盤周囲の緊張を緩めることで、体幹の安定性も向上します。
4. 他機器との組み合わせ
- ES-8000(ハイボルテージ刺激):深部の炎症や急性痛に即効性
- テーピング・固定:日常動作での腰部の安定化
5. 根本改善のための運動療法
- 胸椎や骨盤の柔軟性を高めるストレッチ
- 体幹(インナーマッスル)を鍛えるエクササイズ
- 姿勢改善のための生活指導
ぎっくり腰を繰り返さないための予防法
日常生活で気をつけるポイント
- 長時間同じ姿勢を避け、こまめに体を動かす
- 重い物を持つときは腰を曲げず、膝を使う
- デスクワークでは背もたれを活用し、猫背を防ぐ
自宅でできる簡単エクササイズ
- 股関節や太もものストレッチ:腰の負担を軽減
- 体幹トレーニング(プランク等):腰椎を安定させる
- 胸椎の動きを改善する体操:猫背予防・肩腰の連動改善
まとめ
ぎっくり腰は突然やってくる強い痛みで、日常生活に大きな支障をもたらします。特に季節の変わり目には発症しやすいため、普段からの予防と早めの施術が重要です。
当院では、
- エコーによる正確な評価
- ニューボックスⅡでの痛みの軽減
- 手技療法による股関節や腹部からの遠隔アプローチ
- 最新機器と運動療法を組み合わせた再発予防
これらを組み合わせ、ぎっくり腰の早期改善と根本解決を目指しています。
「一度ぎっくり腰になってから癖になってしまった」
「毎年この時期になると腰を痛めてしまう」
そんなお悩みをお持ちの方は、ぜひ一度ご相談ください。
さいたま新都心駅徒歩8分の「新都心アーバン鍼灸接骨院」が、皆さまの健康を全力でサポートいたします。
住所 | 〒330-0843 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町2丁目85-1 |
---|---|
アクセス | JRさいたま新都心駅東口より徒歩8分 |
駐車場 | 近隣にコインパーキング有 |
