マッサージで治らない理由|ショックマスターとの違いを解説
結論
マッサージで改善しない痛みの多くは、
筋肉ではなく「腱や筋膜の変性(tendinopathy)」が原因です。
この状態に対しては、
筋肉をゆるめるだけでは不十分で、
組織の修復を促すアプローチが必要になります。
ショックマスター(体外衝撃波)は、
その「修復を再開させる治療」です。
よくある経過
実際の臨床では、以下のような経過が非常に多く見られます。
- マッサージや整体に通っている
- 施術直後は軽くなる
- 数時間〜翌日には元に戻る
- 運動や仕事で再び痛みが出る
この状態は、
「良くなっているようで、実は変わっていない」状態です。
痛みの原因はどこにあるのか
痛みの原因は大きく分けて2つあります。
1.筋肉の問題
いわゆる「コリ」や「張り」
- 筋緊張
- 血流低下
- 疲労物質の蓄積
この場合はマッサージで改善します。
2.腱・筋膜の問題(ここが重要)
慢性痛の多くはこちらです。
- 腱の微細な断裂
- コラーゲン線維の乱れ
- 組織の変性
- 血流不足
医学的には
**「腱障害(tendinopathy)」**と呼ばれます。
腱障害とは何か(わかりやすく)
腱は筋肉と骨をつなぐ組織で、
力を伝える重要な役割があります。
しかし、
- 血流が少ない
- 同じ負担が繰り返される
という特徴があるため、
一度傷むと治りにくい性質があります。
さらに慢性化すると、
「修復されないまま、質の悪い状態で固定される」
という状態になります。
なぜマッサージでは治らないのか
マッサージは
筋肉をゆるめ、血流を一時的に改善する施術です。
そのため、
- 筋肉の問題には有効
- 一時的な痛みの軽減には有効
ですが、
変性した腱そのものを修復することはできません。
結果として、
- その場では楽になる
- すぐ戻る
という状態を繰り返します。
ショックマスターの作用(医学的)
ショックマスターは、拡散型の衝撃波を用いて
組織に機械的刺激を加える治療です。
この刺激により体内では
- 微細損傷が再び起こる
- 修復に必要な細胞が集まる
- 新しい血管が作られる(血管新生)
- 血流が改善する
- 痛みを感じにくくなる
といった反応が起こります。
わかりやすく言うと
慢性の痛みは
**「壊れたまま止まっている状態」**です。
ショックマスターはそこに刺激を入れることで
「もう一度、体に修復を始めさせる」治療です。
マッサージとの違いまとめ
マッサージは
筋肉をゆるめて楽にする施術
ショックマスターは
組織を修復させるための施術
つまり
対象としている場所と目的が全く異なります。
どちらを選ぶべきか
すべての痛みに衝撃波が必要なわけではありません。
- 筋肉の張り → マッサージ
- 急性の疲労 → マッサージ
一方で
- 数ヶ月続く痛み
- 運動で繰り返す痛み
- 朝や動き始めに強い痛み
こういった場合は
腱障害の可能性が高く、アプローチを変える必要があります。
当院の施術
当院ではエコーを用いて
- 筋肉の問題なのか
- 腱や筋膜の問題なのか
を評価します。
その上で、
- ショックマスター
- 物理療法
- 運動指導
を組み合わせ、状態に合わせた施術を行います。
まとめ
マッサージで改善しない痛みは
「治療が間違っている」のではなく
「状態に合っていない」可能性があります。
慢性の痛みは、組織レベルでの問題を考えることが重要です。
来院を検討している方へ
長期間改善しない痛みは、適切に評価することで原因が見えてきます。
現在の状態を把握することが、改善への第一歩です。
お気軽にご相談ください。
| 住所 | 〒330-0843 埼玉県さいたま市大宮区吉敷町2丁目85-1 |
|---|---|
| アクセス | JRさいたま新都心駅東口より徒歩8分 |
| 駐車場 | 近隣にコインパーキング有 |













