ショックマスター(拡散型体外衝撃波)で痛みが悪化することはある?について解説
スポーツ障害や慢性的な痛みに対して使用される治療の一つが
ショックマスター(拡散型体外衝撃波治療器)です。
患者さんからよくある質問が
「ショックマスターをやった後に痛みが強くなることはありますか?」
というものです。
結論から言うと
一時的に痛みが強くなることはありますが、基本的に悪化ではありません。
これは医学的に説明できる現象です。
なぜショックマスター後に痛みが出るのか
ショックマスターは
慢性的に治りにくくなった組織を再び治癒させる治療です。
慢性の痛みがある組織では
・血流低下
・組織変性
・慢性炎症
といった状態が起こっています。
ここに衝撃波を与えることで組織の修復反応が再び起こります。
その過程で一時的に
・痛み
・重だるさ
・圧痛
が出ることがあります。
これは治癒反応の一部と考えられています。
衝撃波が体に起こす医学的な反応
体外衝撃波には次のような作用が報告されています。
①血流改善
衝撃波刺激によって
血管新生(angiogenesis)が起こることが知られています。
慢性障害では血流が低下しているため組織修復が進みにくくなります。
衝撃波は
新しい血管を作り、組織修復を促進します。
②慢性炎症のリセット
慢性的な腱障害では
変性(tendinosis)
という状態が起きています。
これは炎症が続いているように見えて実際には
治癒反応が止まっている状態です。
衝撃波は組織に微細刺激を与えることで
修復の炎症反応を再び起こします。
この時に一時的な痛みが出ることがあります。
③痛み神経の減少
研究では衝撃波によってSubstance Pなどの痛みに関係する神経伝達物質が減少すると報告されています。
これにより長期的には痛みが軽減すると考えられています。
本当に悪化しているケース
通常の反応は
・当日〜翌日に少し痛い
・数日後に改善
というパターンです。
しかし次のような場合は
注意が必要です。
・疲労骨折
・急性炎症
・感染
・過度な運動
このようなケースでは適切な評価が必要になります。
当院では
エコー検査を行い
・腱
・筋肉
・骨膜
の状態を確認しながら施術を行っています。
ショックマスターが効果的な症状
体外衝撃波は特に次のような症状で使用されます。
・足底筋膜炎
・アキレス腱炎
・シンスプリント
・テニス肘
・肩の腱障害
慢性的なスポーツ障害では改善に有効な治療の一つとされています。
まとめ
ショックマスター後に
一時的に痛みが強くなることはあります。
しかし多くの場合それは
組織修復の過程で起こる反応です。
慢性的な痛みでお悩みの方は適切な評価と治療を行うことが大切です。
痛みやスポーツ障害でお困りの方はお気軽にご相談ください。
新都心アーバン鍼灸接骨院
Q&A
Q.ショックマスターで痛みが悪化することはありますか?
一時的に痛みが出ることはありますが、多くの場合は組織修復の過程で起こる反応です。数日で軽減することが多いとされています。
Q.ショックマスターの痛みはどれくらい続きますか?
通常は当日〜翌日に軽い痛みやだるさが出て、数日以内に改善することが多いです。
Q.衝撃波治療は何回くらい必要ですか?
症状によりますが、一般的には 3〜5回程度 で改善が見られるケースが多いとされています。
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